母の日が苦しかった理由
2026/05/10
母の日ですね〜。
今ではなんとも思わなくなりましたが、実はずっと苦手でした。
SNSには、花束をもらって嬉しそうなお母さんたち。「いつもありがとう」「ママ大好き」そんな投稿を見るたびに、私は少し苦しくなっていました。
羨ましかったのは、花じゃない。
“花をもらって素直に喜べる関係性”そのものだったんです。
離婚する前の私は、いつも家に帰りたくありませんでした。家は休む場所じゃなくて、“頑張らないといけない場所”だったから。
常に頭の中で、次にやることを考えていました。
予約確認。仕入れ。子供のご飯。洗濯。仕事。段取り。
止まったら回らない。だからずっと気を張っていたんです。
でも当時の私は、「助けて」が言えませんでした。
正確には、“頼れなかった”
“私さえ頑張れば回る”
そんな思い込みで、自分をずっと追い込んでいました。
今なら「頼ればいいじゃん」って思える。
でも、あの時は本当に無理だったんです。
ちゃんとやらなきゃ価値がない気がしていた。
だから限界なのに、もう寝たいのに、
「まだやれる」
「私が頑張ればいい」
って、自分を奮い立たせ続けていました。
その結果、ミスも増えました。
注文を間違える。仕入れで何か買い忘れる。予約人数を間違える。子供のご飯を作り忘れたこともあります。
そのたびに私は、「なんでこんなこともできないんだろう」って自分を責めていました。
一つ一つの作業は簡単なはずなのに、追われすぎてミスが目立ち余計に陰で嫁ぎ先のみんなに「あの子はダメだ、あんなんこともできない」って言われているのが本当に辛かった。
でも今なら分かる。
あれは能力不足じゃなかった。キャパオーバーだったんです。
「人を責める前に仕組みを見直せ」って今なら思う。
そんなある年の母の日。私はダイエットのゲーム機をもらいました。
でも、全然嬉しくなかった。
たぶん相手なりに考えてくれたプレゼントだったんだと思います。外に出られない私を気遣って、家でもできるようにって。
でも当時の私は全く嬉しくなかった。
「こんなもので、私の日々の努力や犠牲がまかなえると思うな」
そんな感情でいっぱいでした。
なのに、
花をもらって喜ぶお母さんを見ると、「いいなぁ」って思っていました。
でも今なら分かる。
花が羨ましいんじゃない。
“その花を、無邪気に「ありがとう!」って受け取れる関係性”が羨ましかった。
日頃から、ちゃんと愛情が循環してる関係。それが羨ましかったんです。
母の日って、“ありがとうをもらえる日”じゃなくて、普段どれだけ「ありがとう」が循環してるかが見える日なのかもしれません。
もし今、
「家に帰りたくない」
「ずっと頑張ってる」
「でも誰にも分かってもらえない」
そんな気持ちがある人がいたら、伝えたい。
あなたが弱いんじゃない。
ただ、ずっと1人で背負いすぎていただけ。
そしてきっと、
“頼れなかった理由”が、
あなたの中にもあるんだと思う。
私が大きな拍手を送るよ!!いつも頑張ってるね!!!!!
いつも本当にお疲れ様!!!!!
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